野菜炒めや焼きそば、ナポリタンなどでピーマンを少しほしい時ってありますよね?
野菜室で保存しておいてもいいですが、新鮮なうちに切って冷凍しておけばすぐ使えて便利です。
今回はピーマンの冷凍保存方法、最適な解凍方法や冷凍ピーマンを使った調理例などをご紹介します。
ピーマンは冷凍できるの?
ピーマンは冷凍することができます。
調理後は生のピーマンと比べるとしんなりしています。炒め物の最後に加えてサッと火を通すように調理すれば、シャキシャキした食感が残ります。
煮込み料理には生のピーマンよりも加熱時間を短くした方がクタっとせずに仕上がります。スープなどにも食感を残す場合も火が通りやすいので、仕上げに加える感じにすると食感が残ると思います。
ピーマンを冷凍保存するメリット
冷凍すると苦味が和らぐ!
ピーマンは冷凍すると繊維が壊れる為、苦味が和らぎ食べやすくなります。
長期間保存できる!
ピーマンは冷蔵保存でも一週間以上持つのですが、冷凍すると一ヶ月程日持ちします。
また、カットしても冷凍だと日持ちするのが嬉しいですよね。
カットしてあるので、使いやすい!
炒め物の最後にササっと加えて炒めることができるので、カットしてあると、とても便利です。
休日に冷凍しておけば、平日の調理時間が短縮できます。
ピーマンの冷凍保存方法
種・ヘタをキレイに取る
ピーマンを洗って半分に切り、種とヘタをキレイに取り除きます。
種とヘタは品質が落ちやすく、特に種の部分は黒く変色してしまうので、キレイに取り除いてから冷凍するようにします。
水気を拭く
ピーマンの水気をキッチンペーパーなどでよく拭きます。
水分を含んだまま冷凍してしまうと、傷みが早くなってしまうのでしっかりふき取ってください。
調理法に合わせてカットする
半分にカットする、細切り、乱切りなど調理法に合わせて切ります。
一番使いやすいのは細切りです。炒めものや焼きそばなど用途は様々です。
重ならないように並べる
カットしたピーマンを生のまま冷凍します。この時、冷凍用の保存袋に重ならないように並べます。
均一に冷やされるので、より早く冷凍することができ、それだけ鮮度が保てます。
金属のトレーで素早く冷凍
金属のトレーにのせて冷凍すると素早く冷凍できます。素早く冷凍することで、ピーマンの劣化を少なくしてくれます。
冷凍ピーマンの解凍方法
炒め物の場合
冷凍すると火の通りが早くなるので、凍ったまま高温でサッと炒めるだけでOKです。
煮物や煮込み料理の場合
ラタトゥユなど煮込み料理や煮物には凍ったまま煮立った煮汁に加えれば解凍できます。
和え物やサラダの場合
生のままピーマンを冷凍した場合は、電子レンジや茹でるなど一度加熱するのがおすすめです。
冷凍ピーマンを使った活用レシピ
冷凍ピーマンのプルコギ風
材料
豚小間:250g
冷凍ピーマン:2~3個分
●にんにく(チューブ):1cm
●しょうが(チューブ)1cm
●砂糖・醤油・味噌:各大さじ1
●小麦粉・ごま油:各小さじ1
ごま油:大さじ1
作り方
①豚小間に●の調味料を加えて揉みこみ、10分以上置きます。
②フライパンを温め、ごま油をひいて、①の豚小間を炒めます。
③②に火が通ったら、冷凍ピーマンを凍ったまま加え、強火でピーマンに火が通ったら完成です。
ピーマンの作り置き冷凍レシピ
ナポリタン
材料
パスタ:100g
玉ねぎ:1/4個
ソーセージ:3本
ピーマン:1/2個
バター:8~10g(小分けのバター一個分)
サラダ油:大さじ1/2
ケチャップ:大さじ5
●水:大さじ2
●コンソメ(顆粒):小さじ1/2
こしょう:少々
作り方
①パスタを半分に折って、表示時間よりも1分長めに茹でます。
②ソーセージは斜めに薄くスライスし、ピーマンと玉ねぎも薄切りにします。
③フライパンにバターを入れて温め、溶けたら②の材料を入れ、しんなりするまで炒めます。
④具材をよけてフライパンにケチャップを入れ、水分を飛ばすように少し煮詰めたら具材と混ぜ合わせて炒めます。
⑤●の調味料を加えて更に煮詰めます。
⑥茹であがったパスタはサラダ油を絡めておきます。
⑦フライパンにパスタを加え、全体に混ぜ合わせてこしょうで味を調えたら完成です。
⑧熱いうちにお弁当用のカップに入れ、タッパーの蓋を閉める。もしくはラップに包んで少し冷まします。
⑨人肌くらいに冷めてきたら、冷凍庫で凍らせます。
⑩解凍はラップをしてレンジ(600w)で1分ほどチンします。
ピーマンの冷凍保存まとめ
ピーマンは冷凍することで苦みが和らぎますし、切って冷凍しておけば、時間が無い時にでもサッと使えて便利です。
生に比べるとシャキシャキ感は減ってっしますが、野菜炒めや焼きそばにカットしてあるピーマンがあると彩りになります。
こちらでは、野菜20種類の冷凍方法のまとめ記事となっています。
