ほうれん草は低カロリーで低糖質の野菜なのに、鉄分や食物繊維など栄養が豊富で便秘解消や基礎代謝アップの効果もあるので、ダイエットにもおすすめです。
ほうれん草ダイエットとして人気なのは、食前にほうれん草を食べるだけの方法があります。
今回はほうれん草ダイエットのやり方注意点、ダイエット効果などをご紹介します。
ほうれん草ダイエットとは?
ほうれん草を食事前に食べるだけのダイエットです。
ほうれん草がダイエットに効果的な理由は?
低糖質・低カロリーなほうれん草
ほうれん草のカロリーは100gに対し20Kcalと低く、茹でても25Kcalと低カロリーな野菜です。
●生だと20Kcal
●茹でたものだと25Kcal
特にダイエットに適しているところは、糖質です。ほうれん草は100gに対して
●糖質0.3g
レタスでも糖質は3.5g、にんじんでも6.5gあります。ほうれん草は低糖質な野菜でダイエットに向いているのです。
ビタミンB₂で代謝を上げる!
ほうれん草に含まれるビタミンB₂には脂質の代謝を上げる働きがあるので、体内から代謝を促し、効率良くエネルギーを消費することができます。
また、食物繊維が豊富なので、便秘を解消し、体の毒素や脂肪を排出するデトックス効果も期待できます。
ダイエット中は食事量が減って、便秘になりやすいので、便秘解消は嬉しいですよね!
カリウムでむくみ解消!
ほうれん草に含まれるカリウムはむくみを解消してくれる働きがあります。
塩分を取りすぎると、むくんでしまうことが多いので、塩分の取りすぎにも気を付けたいですね。
ただ、カリウムは熱に弱いため、加熱しすぎに注意してください。
ほうれん草ダイエットの効果があるチラコイドって?
2014年に、ほうれん草に含まれるチラコイドはダイエット効果が43パーセントアップするとスウェーデンのルンド大学の研究によって発表されました。
10年以上研究が続けられ、臨床試験も数多く行われ、60以上もの論文を発表したシャーロット博士がチラコイドを体内で利用できるようにした特許原料「Appethyl」を開発しました。ほうれん草に含まれるチラコイドは満腹ホルモンに働きかける作用があるため、食べすぎを防ぐ効果が期待できるそうです。また、チラコイドは血糖値の上昇を抑える効果もあります。
しかし、チラコイドはほうれん草を食べるだけでは効果が得られないとの説もあり、チラコイドを用いたサプリメントなどが作られています。
ほうれん草ダイエットの方法
●量の目安は一日100g程度です。ほうれん草1袋だと200gくらいなので、1/2袋が目安になります。
食前に食べることで、満腹感を得られる効果がある!
空腹時にごはんなど糖質の多い食べ物を摂取すると、急激に血糖値が上昇してしまいます。
血糖値が上昇することによって脂肪をためこみやすくなってしまいます。
一方、食物繊維が豊富で、低糖質なほうれん草を食べると血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。
その後の食事でも血糖値が上がりにくくなるといわれています。
なんといっても栄養価が高い!
ダイエットしていると、栄養バランスが崩れてしまいがちなので、栄養価の高いほうれん草はおすすめの緑黄色野菜です。
ほうれん草に含まれる栄養価の中で主な成分は鉄分、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどのビタミン類、さらに葉酸、食物繊維です。
ほうれん草を食べる時の注意点
ほうれん草にはシュウ酸というアクがあります。アクがあると食感が悪く、苦みがあったりします。たくさん摂取しすぎると、カルシウムと結びつき結石の原因になる場合があります。その為、摂取量は守るようにしてくださいね。
また、ほうれん草のアクは茹でることでアク抜きをすることができます。アク抜きした方がえぐみも少なく、美味しいです。ただ、近年ほうれん草は品種改良が進んでアクが少ない品種が多くなってきたので、そのまま使ってもそれほど気にならない方も多いかなと思います。私も炒める時はアク抜きせずに炒めます。
逆に茹ですぎるとほうれん草の栄養分がお湯に流出してしまうし、美味しくなくなってしまうので、茹ですぎには十分ご注意ください。
食事前にほうれん草の小鉢を一品食べてから他の食事を食べ始めるという感じです。
どんな食べ方でもいいのですが、あまり高カロリーな食材と合わせてしまうとダイエット向きでは無くなってしまうので、和え物などがおすすめです。
お気に入りの簡単ほうれん草レシピをご紹介します。
ほうれん草とツナの和え物
材料
ほうれん草:1/2袋
ツナ:1/2缶
めんつゆ:小さじ1
いりごま:小さじ1
作り方
①ほうれん草をよく洗います。
②たっぷりの沸騰したお湯にほうれん草の根元を20~30秒つけて茹でます。
③続けて全体を沈めて、10秒くらい茹でたら、流水もしくは冷水につけ、粗熱が取れたら水気を絞ります。
④ツナとめんつゆ、いりごまを混ぜ合わせ、器に盛り付けたら完成です。
料理のポイント!
だいたい1/2袋、3束で116gありました。(お皿の重さは抜いてあります。)
沸騰したお湯で根元を20~30茹でます。
全体を沈めて10秒くらい。
冷水に取って、粗熱を取ります。
よく水気を絞り、食べやすい大きさに切ります。
ボウルにカットしたほうれん草を入れ、ツナとめんつゆ、いりごまをかけたら完成です。
器に盛ったら完成です。
ほうれん草ダイエットの口コミ
ほうれん草ダイエットを実践している方の意見をまとめると、ほかのダイエット方法と併用されている方が多い印象です。
実際私もほうれん草だけを毎日食べているわけではなく、他の野菜と交互に取り入れています。
肌が綺麗になった!
野菜を取り入れてみて、実際に感じたことは「肌が綺麗になったこと」です。
それまでも、野菜を取り入れた食事作りをしていたはずなのですが、意識して野菜を取ってみると少しずつ肌が綺麗になっていくのを感じました。
たまに吹き出物ができてしまう時もあるのですが、ひどくならずに済んでいます。
そのおかげで最近はファンデーションを使用することが少なくなりました。ファンデーションは使ってませんが、アイメイクやチークなどはバッチリしています!
日焼け止めクリームだけで肌のトーンアップをしてくれるし、ファンデーションを使っていた時よりも断然「若見えする!何をしたの?」と聞かれることが多くなりました。
ちょっとの筋トレでハリのある身体に!
野菜をたっぷり摂る生活に軽いトレーニングを加えただけで、「身体にハリが出てきます!」
まずは無理のない回数の腹筋から始めてみませんか?
もしくはお気に入りの音楽を聴きながら、スクワットなんていかがですか?
楽しみながら、美しいボディラインも手にすることができるようになるかもしれません。
ほうれん草ダイエットまとめ
また、冷凍ほうれん草は生のものに比べると栄養価が少し下がってしまうようですが、そのまま野菜室に保存しておいてもどんどん栄養価が減ってきてしまうので、購入後すぐ冷凍保存するのがおすすめです。
こちらでほうれん草の冷凍保存方法のご紹介をしていますので、良かったらご覧になってくださいね。